東京工業大学水泳部・燕水会

2008年度 東日本水球リーグ戦

予選リーグ 試合結果

5/4(日) vsDROPPERS

会場:日本体育大学

得点1234合計
DRO134513
燕水会10146
得点者
島田3 齋藤2 長尾1
退水者
山島2 倉方1 亀山1 前田1

DROPPERSは社会人中心の、全体的にかなり能力の高いチームです。要注意人物は12番大竹、6番神崎、7番早崎で、この3人がセンターに入ってきた時の対応がポイントとなります。しかし社会人にありがちな体力のないチームでもあるので、燕水会は前半からしっかり泳ぎ、相手の体力を確実に奪うことを意識しました。

第1ピリオド:第1ピリオドはロースコアな展開となりました。燕水会のオフェンスはパスがうまくつながらず、特にラストパスの精度の悪さからシュートに持っていくことが出来ません。12番大竹にカウンターからの1点を食らうもののこちらも1点を取り返し同点とします。

第2ピリオド:6-5オフェンスの失敗や相手の居残りによるトップ抜け、7番の早崎のセンターからの強烈なバックシュートにより失点が続きます。燕水会はなかなか攻撃がつながりません。DROPPERSは前半が控えキーパー大森であり、シュートの少なさが得点の無さに直結したと考えられます。

第3ピリオド:退水を取るもシュートが決まりません。逆に相手の「連続大逆パスからのハンツー」という手先のテクニックを活かした退水オフェンスで失点を重ねます。

第4ピリオド:相手のオフェンスは再び12番大竹がセンターに入ってくることが多くなりました。燕水会は島田、齋藤が強烈なシュートで点数を重ねていきます。しかし点を取っては取られる展開となり、点差を縮めることが出来ません。最終的に13-6とダブルスコアで敗北を喫しました。

中盤に大きく点を離されたことが負けに直結しました。退水セットのオフェンスで1点も決められなかったこと、プレスからのドロップバックのはずが下がりすぎになって上からもシュートを打たれてしまったこと、居残りされた時のカバーの悪さなどが主な課題となりました。(浅田)

5/5(日) vs明治大学WATER POLO

会場:日本体育大学

得点1234合計
明治大464216
燕水会424414
得点者
齋藤4 島田2 長尾2 山島2 尾花2 倉方1 高橋1
退水者
前田3 亀山2 倉方1 齋藤1 高橋1 尾花1 長尾1

明治大学は榊原や本田(一昨年2部MVP)など現役が強いチームです。しかし今試合ではそれらのメンバーは不在、しかもキーパーも不在でした。また明治大学掴むプレーが多いため審判の心証が悪く、退水も期待できます。勝機の見える戦いでした。燕水会のメンバーはDROPPERS戦と同じです。

第1ピリオド:相手のキーパーが弱いにもかかわらず、シュート数が少ないため点につながりません。島田、尾花がセンターで決めるも敵のカウンターや退水オフェンスで同点となります。

第2ピリオド:相手にカウンターからの失点を連続で許してしまいます。点差がついたところで燕水会が退水を取り1度目のタイムアウト。左サイドでパスを回しディフェンスを引きつけ、右サイドの齋藤に打たせる作戦。これを齋藤が見事に決め1点を返します。しかし相手のダブルポストからの攻めにより失点を重ねます。

第3ピリオド:第1ピリオド同様の流れとなりました。後半は多くの退水者を出すことになり、退水による失点が増えます。

第4ピリオド:堅実な攻めで徐々に点差を詰め、残り1分半の時点で2点差まで追いつきます。残り1分になったところで2度目のタイムアウト。最低同点に持っていくには早めに1点を取る必要があり、タイムアウト再開時のオフェンスは重要な意味を持ちます。しかしシュートに持っていくことができません。その後は相手にボールをコントロールされ、2点差のまま敗北となりました。

前日と同じようにディフェンスのカバーの悪さと退水の得点率の低さが問題でした。結果的に奪退水はわずか3つ、逆に被退水は10つで永久退水者も出るなど、丁寧なプレーに徹することができませんでした。勝機を逃してしまう燕水会のチャンスの弱さも課題と言えます。(浅田)

5/6(火) vs全学習院大学

会場:日本体育大学

得点1234合計
燕水会235313
全学習30137
得点者
齋藤5 山本4 島田1 山島1 長島1 平沢1
退水者
島田1 長尾1 長島1 前田1

学習院は去年度の学生リーグの2部昇格がかかった入れ替え戦で現役が延長戦の末負けてしまった相手です。チーム名は全学習院となっていますが実際は現役のみのチームで、7番のキャプテン磯山、4番石山、10番高橋が要注意人物です。燕水会なら勝利は容易い相手なので、メンバーは高橋・町田の代わりに現役3年の平沢・佐藤が投入されました。今年度の学生リーグでも入れ替え戦に進めば当たる可能性のある相手なので、現役にとっては重要な試合です。

また試合会場が日体大から碑文谷の日大水泳部のプールに急遽変更となりました。このプールは25m6コースと東工大と同サイズのプールで、敵味方共にセットが狭くなることが予想されました。そのためオフェンスでは上からのシュートを狙い、ディフェンスでは相手がセットを組んできてもプレス重視でいく作戦を取りました。試合時間も7分4ピリオド、ハーフタイム2分と現行ルールより短い時間で行われました。

第1ピリオド:キーパーが強くないので上からのシュートを狙っていきます。しかし相手のディフェンスを揺さぶれていない状態でのシュートや悪い体勢からのシュートが多く、枠内にあまりシュートが飛びません。退水のオフェンスやセットのセンターからの失点を食らいますが、ピリオド終了間際に山本がハーフから打ったシュートが見事にゴールの隅を突き、2-3とします。

第2ピリオド:第1ピリオドの反省を生かし、丁寧なオフェンス・ディフェンスを心がけました。結果失点もなく、カウンターによる得点を重ねます。

第3ピリオド:第2ピリオドに続き確実な攻めで点数を引き離していきます。ピリオド終了間際にキーパー浅田がゴール前からシュートするも、相手キーパーの正面に投げてしまい得点にはなりませんでした。

第4ピリオド:点差が大きく開いたこともあり、現役がメインでのピリオドとなりました。フィールドにいる7人全員が現役の状況もあり、僕は興奮のあまり通常の3倍は指示を出していました。特にセンター平沢と左サイド佐藤は東日本リーグ初出場であり、活躍が期待されました。平沢はセンターからのシュートではなかったものの相手のミスを突いて見事にシュートを決め、東日本初出場初得点という快挙を成し遂げました。しかしディフェンスではうまく現役がかみ合わない場面もあり、このピリオド自体は同点となりました。

試合には勝ったものの、問題点は多く残りました。特に前半の攻めの悪さが問題で、現役を出すタイミングが遅くなる原因となってしまいました。また相変わらず退水数が多いことも後半に向けて課題となりそうです。

予選リーグが終わり、ここ3日間の結果から燕水会は1勝2敗で3位リーグへの進出が決まりました。(浅田)

2次リーグ 試合結果

5/10(土) vs成城大学

会場:日本体育大学

得点1234合計
燕水会21227
成城大10001
得点者
島田4 齋藤1 山本1 亀山1
退水者
長島1

成城大学は学生リーグでもよく戦う現役のみのチームです。もともとフローターの7番関根が強いチームでしたが去年から修道高校出身の4番澤村が加わったことにより更に強力なチームとなりました。これを守るために敢えて二番手の7番関根に倉方をつけ、真に怖い4番澤村にWチームでディフェンスにあたり、残りは3-2か2-1で守る作戦を取りました。成城大学は泳げるチームではないため攻撃面では積極的にカウンターを狙い、10点差以上をつけて勝つことを目標としました。この日は町田、前田が不在だったため、代わりに小嶋を加えた12人で試合に臨みました。

この日は生憎の雨となり、会場は先週とはうって変わって寒さに包まれました。プールの水温は高く試合中に体が冷えることはありませんでしたが、気温と水温の差から湯煙が立ち上り、遠くがよく見えなくなる状況となりました。また腹を空かせたカラスが潮崎監督のカントリーマアムを強奪していきました。

第1ピリオド:全体的に燕水会はパスの悪い試合でした。特にキーパー浅田のパスが酷く、カウンターがかかってもパスが通りません。澤村にセンターから1点を取られますが、こちらも2点を取り2-1とします。

第2ピリオド:ディフェンスの作戦がハマり、澤村や関根にシュートを打たせることなく試合が進んでいきます。長島が退水するも倉方が即座にボールをカットし、相手に攻撃のチャンスを与えません。センターからの島田の華麗なバックシュートが何本も決まり、更に3点を追加します。

第3ピリオド:成城はほとんど泳いできません。燕水会は2点を追加します。もはや勝敗は決しました。

第4ピリオド:第3ピリオドと同様の流れとなりました。更に2点を追加し、最終的に7-1で勝利となりました。

ディフェンスはほぼ完璧にこなすことが出来た試合でした。しかしオフェンスでは相手が泳げないチームにも関わらずカウンターで点を取ることができませんでした。パスのつなぎの悪さに問題があったと言えます。(浅田)

5/11(日) vs多摩倶楽部

会場:日本体育大学

得点1234合計
燕水会31138
TMC21339
得点者
齋藤6 山本1 尾花1
退水者
亀山2 倉方1 浅田1(5P)

多摩倶楽部は法政のOBが中心の社会人チームです。初心者も混じっており例年あまり強い相手ではないのですが、今年は1部リーグ中堅のプロミネンスにいた選手が加入し戦力が大幅に強化されました。4番神田、5番今村、8番石井あたりが要注意ですが特殊な作戦は取らず、基本通りのプレスからのドロップバックで守り、カウンターやセットから攻める作戦を取りました。燕水会は前日のメンバーに町田を加えた13人で試合に臨みました。

この日も前日に引き続き雨となりました。風が強く湯煙はなくなりましたがより寒い試合会場となりました。またこちらも前日に引き続き、カラスが亀山のウイダーを強奪していきました。

第1ピリオド:相手のキーパーはあまり強くなく、山本の5mフリースローシュートなどで得点を重ねます。しかし退水等から失点し、3-2と1点リードの状態で第1ピリオドを終えます。

第2ピリオド:ロースコアなピリオドとなりました。こちらのシュートがうまくいかず、得点を重ねることができません。

第3ピリオド:リバウンドボールを取った相手にキーパー浅田がファールを取りに行きますが、ペナルティを取られてしまいます。このペナルティシュートを決められたところから試合が傾き始めました。つまらないミスからのカウンターで失点を重ね、5-6と逆転されてしましいます。

第4ピリオド:前半3分で次々にシュートを決められ、一時5-9まで点を離されます。しかし燕水会も連続で点を決め、7-9の状態に持ち込みます。残り31秒でオフェンスファールから燕水会ボールとなったところで1度目のタイムアウト。左上から島田がシュートを打つも位置が浅かったためキーパーに阻止されてしまいます。しかし残り11秒で燕水会は再度タイムアウト。今度は右サイドから齋藤が鋭いシュートをゴールに叩き込み8-9とします。しかしこの時点で残り2秒。燕水会に反撃の術はなく、そのまま試合終了となりました。

誰が致命的なミスをしたわけでもなく、「攻撃面か防御面で1個でもミスが減らせていれば」と言うしかない、とても後味の悪い試合となりました。逆に言えばこの1点差が燕水会と相手チームとの実力差なのかもしれません。(浅田)

8/24(日) vsUNITED

会場:専修大学

得点1234合計
UNI342211
燕水会22138
得点者
齋藤4 島田3 高橋1 山本1
退水者
島田1 小嶋1 尾花1 山島1

5/11から3か月ぶりの東日本リーグの試合です。対戦相手は毎年のように燕水会と勝負をしているUNITED、勝者が3位リーグの首位になる大事な試合です。UNITEDとはよく合同で練習をすることもありお互いに手のうちはわかっている相手同士ですが、今年のUNITEDにはドライバー5番梶原とフローター13番伊藤という強力な新メンバーが加わりました。いかにこの二人を封じつつ得点を挙げていくかが試合のカギとなります。

第1ピリオド:試合開始から1分で島田が得意のバックシュートで先制点を挙げます。しかし退水セットや相手フローターのシュートから失点が続き、3-2と1点のリードを許します。

第2ピリオド:こちらは齋藤の回しこみからのシュートなどで点を挙げます。相手のスクリーンのタイミングはあまりよくなく、左サイドからの失点は少ないものの上からのシュートや13番伊藤からの失点が重なり7-4となります。

第3ピリオド:シュート数は多いもののゴールに嫌われたり、相手キーパーにブロックされたりと得点につながりません。9-5と更に1点を離されてしまいます。

第4ピリオド:このピリオド自体は2-3と1点返すものの、11-8で燕水会の負けとなりました。

3点差での負けとなりました。この結果より燕水会は3位リーグで最下位となり、2部全体で12位となりました。反省点として挙げられるのは退水セットでの得点率の低さです。パスを回してディフェンスを寄せ、サイドが打つという基本が出来ている場面が少なく、奪退水数が相手よりも多いにもかかわらず得点を挙げることができませんでした。またセットのオフェンスでも全体の連携がうまくとれない場面が目立ちました。(浅田)

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