東京工業大学水泳部・燕水会

2008年度 社会人選手権

試合結果

10/18(土) vs目白組

会場:専修大学

得点1234合計
目白組862420
燕水会01124
得点者
島田3 齋藤1
退水者
長尾1 島田1 小嶋1 倉方3(インプレー中の入水による一発永退)

第一試合の相手は目白組でした。目白組は春のリーグ戦や社会人選手権で頻繁に対決しますが、中々勝つことが出来ない相手でした。今日こそは雪辱を晴らすぞと臨んだ試合でした。基本的にOFにおいては中勝負。DFにおいては、相手のセンターが強いことを見越して2番3番のポジションから下がり、残りはプレスという作戦を立てました。

試合開始直後はどうにか相手の攻撃を凌ぎますが、如何せんその後のこちらのシュートが入りませんでした。攻撃のリズムが悪くなり、次第にシュートまで至らずターンオーバーになってしまうケースが増えました。攻撃を悪い形で終えているため、必然的にカウンターを喰らうようになり、失点を重ねるようになります。

また下がりをする際にも、ハンドアップが遅い、低い、そもそもハンドアップが出来ていないなどの悪い形が多く、上からのミドルシュートで点を取られるケースが多かったです。第一ピリオドで大きくリードを奪われ、厳しい展開となりました。

攻撃の際、センターが左にポジションを取っているにも関わらず、ボールが右サイドで停滞してしまうケースが多くありました。そのため、第二ピリオドはその反省を生かすべく、左展開も意識して臨みました。

しかし、どちらのサイドも相手のプレスに耐えきれずラインがどんどん浅くなってしまいました。結果として、センターまで良い形でボールが回らなくなってしまい、得点は島田による1点のみ。第一ピリオドと同じような展開となってしまいました。

更に、第二ピリオドの途中では齋藤の打ったフリースローシュートがゴールインしたと勘違いし、倉方がインプレー中にも関わらず、入水してしまうというアクシデントがありました(実際は2モーションによりシュートを認められていなかった)。コート内にいた選手やベンチ上の選手はほぼ全員、齋藤のシュートがゴールインをしていたと勘違いするような状況だったため、仕方のないものだったと思われます。この事故により、倉方はまさかの一発永久退水(交代あり)+ペナルティスロー。得点したと思ったものが失点になってしまった上に、主要選手を失った燕水会は更に苦しい展開となります。

第三ピリオドからは相手が勝ちを確信したようで、練習のためなのか我々に対し下がりをしてきました。前半に比べ、ボール回しがスムーズになったことや、相手のやる気がややなくなったこともあり、失点が激減します。しかし、そんな状況下でも、こちらの攻撃はあまり機能しませんでした。下がられたこちらのメンバーが、それに上手く対応出来なかったのが、主たる要因でしょう。

第四ピリオドも第三ピリオドと同じような展開が続き、2ピリオド合わせても島田の2点と齋藤の1点のみ。結果は20対4と惨敗に終わりました。攻撃の形が悪く、こちらのやりたいことが出来なかったことが最も反省すべき点でしょう。この敗戦により、燕水会は再び攻撃の形を見直すことにしました。(山島)

10/1(土) vsGeorgeベンチ・30s

会場:専修大学

得点1234合計
Geo675624
燕水会30339
得点者
山島3 齋藤2 島田1 長尾1 廣田1 木内1
退水者
山島1 齋藤1

第二試合は日本代表センター星合や元日本代表前川などを有する強豪チームに、石井や山本などの強力な選手が集まるチームが合併したGeorgeベンチ・30sというチームでした。この試合はかなり厳しい展開になることが予想されたので、無理な攻めはせず、確実に失点を減らしていくことを考えました。基本的な作戦は第一試合同様、中勝負の2番3番下がりでした。

第一ピリオドの前半は相手の攻めにあまりやる気を感じさせないものがあり、こちらに流れがやって来ます。相手の痛烈なミドルや個人技で失点するものの、山島がカウンターで2点、齋藤が自分で取った退水で決め1点を取り、途中5-3まで詰め寄ります。ピリオド終了前に再び失点し6-3とするものの、思ったよりも良い展開で終えることが出来ました。

しかし、第二ピリオドになると相手のミドルシュートが枠内を捉え始め、下がりの作戦が機能しなくなります。センターに下がったら上から打たれ、上に当たりにいったらセンターで点を入れられという展開が多く、このピリオドで7点離されてしまいます。

第三ピリオドからは、相手がメンツを落としてきたのか、再びやる気がなくなったのか、またも適当な攻めで攻撃を終えていました。今までよりも失点が減っただけでなく、島田がセンターで1点、廣田が下がられた状態からミドルシュートで1点、木内が同じく上からのミドルシュートで1点と、再び3得点を挙げることに成功します。

第四ピリオドになっても相手は第三ピリオドと同様、適当な攻めを繰り返してきました。このピリオドでは齋藤が右上からのミドルシュートで1点、長尾がカウンターで1点取りました。試合終了間際には山島がフリースロー妨害で退水を取り自分で決め1点と、同じく3点を取ることが出来ました。

結果としては、vs目白組の試合よりも良いスコアになりました。想定される相手の強さから考えると、かなりの大健闘と言えます。逆に言えば、目白組との試合が惨憺たるものであったということもわかります。本日の反省、特に攻撃面における反省を生かし、明日以降に繋げていくことを考えております。(山島)

10/19(日) vs三菱水球クラブ

会場:専修大学

得点1234合計
三菱ク245516
燕水会10124
得点者
島田2 木内1 高橋1
退水者
山島2

二日目最初の試合は三菱水球クラブでした。初日に連敗している燕水会としては、是が非でも勝ちを取りたい一戦でした。この試合も、相手のセンターが強いので、作戦は前日までと同じでした。OFは時間を使って中勝負。DFは2番3番のポジションから下がり、残りは当たるという作戦です。

昨日の反省として、OFではパス回しが遅く、右展開は出来るものの左展開が出来ていないという点が、DFでは下がりが徹底出来ていないという点が挙げられます。そのため、本日は以上の点を意識し、自分達のやりたい攻撃・防御が出来るように心掛けました。

第一ピリオドは相手のシュートが枠外になったり真ん中だったりと振るわなかったせいもあり、失点を2点に抑えます。しかし、相変わらずシュートが入りません。前日に比べれば形は良くなったものの、綺麗に枠内に入るシュートが中々生まれませんでした。ピリオド終了間際に高橋がドライブから1点を奪い、1点差でこのピリオドを終わります。

しかし、第二ピリオドからは相手のシュートが枠内を捉え始め、徐々に苦しい展開になってきます。このピリオドもこちらのシュートは入らず5点差まで離されて折り返すことになりました。

第三・第四ピリオドも同じような展開が続き、次第に点差が開いていきました。島田がセンターからフリースローシュートで1点、ドライブで1点を取り、木内がループで1点を取るものの、こちらの得点はこの3点に終わりました。

我々燕水会は27本のシュートを打ちながらわずか4得点なのに対し、相手は32本で16得点と、圧倒的な決定力の差を見せ付けられることになりました。近年、問題になり続けている決定力のなさが、最も如実に表れた試合でした。(山島)

10/19(日) vsDROPPERS

会場:専修大学

得点1234合計
DRO835521
燕水会11136
得点者
島田3 齋藤1 山島1 廣田1
退水者
高橋1

始めの3試合の結果により順位決定リーグは下位リーグとなった燕水会。この試合からは、下位4チームの総当たり戦となりました。この試合の相手はセンター大竹を中心とするドロッパーズでした。大竹は一人で抑えられるような相手ではないので、この試合の作戦も、中勝負で2番3番下がりを徹底していくことにしました。

第一ピリオドから相手はどんどんミドルシュートを打って来ました。これらの多くが枠内を捉え、早々と失点を重ねます。島田がカウンターで1点を取るものの、8点を失った燕水会。序盤から厳しい展開となりました。

ここで燕水会は今まで続けて来た2番3番下がりのDFをやめ、プレスDFに変更することを決断します。これが割と上手くいったのか、第二ピリオドからは失点が大分減りました。センターで失点はするものの、ミドルシュートによる失点がなくなったために、相手が簡単に点を取ることが出来なくなったのです。このピリオドでは島田がドライブから1点を取り、3-1と第一ピリオドよりは幾分か良い展開となりました。

第三ピリオドになると、相手がこちらのDFに対応し始めセンターによる失点が増え始めます。齋藤がカットインから1得点を挙げるものの、このピリオドは5-1とされこの時点でほぼ勝敗は決まってしまいました。

第四ピリオドも、第三ピリオド同様センターで失点を重ね5失点。しかし、このピリオドでは島田がセンターから1得点、山島がカットインから1得点を挙げ、更に試合終了間際には廣田がキーパー飛び出したのを見越しロングループで1得点を挙げました。(山島)

10/25(土) vs三菱水球クラブ

会場:専修大学

得点1234合計
三菱ク463316
燕水会214310
得点者
島田5 齋藤2 倉方1 山島1 廣田1
退水者
倉方2 尾花1 町田1

第5試合の相手は予選リーグで一度当たった三菱水球クラブでした。前回の試合でプレスDFに切り替えた所、それが中々機能したので、この試合も同じようにプレスDFにしました。しかし、相手のセンターも十分に強いので、シュート力のない人を決めてそこからのみ下がるようにしました。

第一ピリオドは、プレスが甘い場面が見られミドルシュートで2失点、その他センターやカウンターで合わせて2点を失います。しかし、こちらも島田がセンターで1点、齋藤がカットインで1点を取り次のピリオドに望みを繋げます。

第二ピリオドになると、こちらがつまらないミスを繰り返し、上手く攻撃の形を作れません。守りのリズムも悪くなり、センターやカウンターなどで一気に6点を失います。こちらの得点は島田がセンターから1点を決めたのみで、このピリオドを7点差とされ厳しい展開となります。

第三ピリオドでは気を取り直して臨みました。島田のシュートでこちらが先制すると、倉方がミドルで得点をします。こちらもセンターやカウンターで失点はしますが、相手のパス回しが雑になり試合の流れを燕水会が掴みます。センターに入れられたパスの大半はカットすることが出来3失点に抑えます。島田はこのピリオドで更に2点を取り、4対3とピリオド内で勝ち越した形で終えました。

第四ピリオドになっても同じような流れが続きます。齋藤がカットインから1点、山島が同じくカットインで1点、更に廣田がカウンターで1点を取り計3得点を挙げます。相手の攻撃は雑になる一方で、このピリオドも3失点にとどめます。

試合結果は16-10と6点差を付けられましたが、それほどの実力差は感じない試合展開でした。第2ピリオドのようなミスが続く展開がなければ、勝ちを取れた試合でした。しかし、この試合の後半は攻撃・防御共に良い形でプレーすることが出来たので、次の最終試合も同じリズムでいければ勝てるのではないかと思われます。(山島)

10/25(土) vsUNITED

会場:専修大学

得点1234合計
UNI31329
燕水会41139
得点者
尾花3 高橋3 倉方1 島田1 山島1
退水者
尾花1 小嶋1 長尾1 山島1

最終試合の相手はUNITEDでした。この試合に負けると全敗になり最下位になってしまうので、是が非でも勝ちたい試合でした。UNITEDも全敗なので、勝ちさえすれば最下位は免れます。

第一ピリオド、開始1分以内に島田がセンターから得点を挙げ先制しますが、直後に失点し同点とされます。更にセンターで失点をし、逆にリードされます。その後は山島が退水セットから1点を挙げるも、点を返され、尾花がセンターから1点を取るも、また返され…とシーソーゲームが展開され第一ピリオドが終了します。

第二ピリオドから相手に疲れが見え始め、泳ぎ上がらないプレイヤーが増え徐々に相手のセットが広くなりだしました。相手に控えがいなかったことが大きな要因と考えられます。これに対し燕水会は全員防御を心掛け、相手が攻めてこなくても戻るようにしたため、明日の攻撃をわずか1点に抑えます。しかし、こちらの攻撃もチャンスは作れどシュートが中々枠内を捉えられず尾花の1点のみに止まります。

第三ピリオドも同じような流れが続きますが、こちらのシュートが入るようになって来ます。高橋がカットインとセンターで2点を挙げ、更に倉方のミドルが決まり、燕水会はこのピリオドに3得点を取ります。DFも良い流れを掴んだままで、先ほど同様相手にわずか1点しか与えませんでした。

遂にリードを奪った燕水会。いかに第四ピリオドでリードを保ったままで終えるかが鍵となりました。残り半分(4分)となった時点では失点を1に抑え、高橋がミドルシュートで1点、尾花がセンターで1点を挙げ、2点差を付けます。しかし、ここから燕水会のプレーに思いきりの良さがなくなりました。攻撃のリズムが悪くなり、DFも退水がかさむようになりました。残り42秒になった時、とうとう追い付かれてしまいました。

同点では得失点差の関係上で最下位になってしまいます。どうにか後1点が欲しい燕水会ですが、最後のシュートは無情にもカットされ試合終了。引き分けとされた燕水会は今大会最下位が決定しました。

この大会を通しての反省としては、攻撃の形が上手くいかず得点を取れなかったことが一番に挙げられます。またDF面では下がりが上手く機能せず前半の試合に大量失点を重ねてしまったことも大きな反省点でしょう。(山島)

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